泌尿器科で男性にユベラ錠もしくはユベラNが処方される理由(2006/12)
Rp:ユベラ錠 3T3×n/90日分 またはユベラN 3T3×n/90日分
<Dr.からの返答>
ユベラを処方しているのは、Peryonie病(ペロニーまたはパイロニー病)という病気です。中高年の男性の陰茎内部にある白膜が硬いしこりになる病気です。良性疾患ですが、勃起時に陰茎が曲がってしまうことが問題になります。半年以上の間に自然治癒する場合や、ユベラで改善する例があるので処方しています。手術で治療することも可能ですが、結構難しいので保存的に治療するのが一般的です。
<南山堂医学大辞典 P.1662>
パイロニー病:陰茎幹に塊状あるいは板状の骨様または軟骨様の硬度を有する無痛性の硬結を触れる疾患で、主として陰茎背面に好発する。この硬結は組織学的に膠様および弾力繊維からなり、炎症所見を欠如する。原因は未だ不明であるが、おもなものは外傷説、体質説(ケロイド体質)あるいはビタミン欠乏説などがあげられている。症状としては勃起時痛およびその際の陰茎の屈曲で、性生活に支障をきたすようになる。治療はコーチゾン療法、ヒアルロニダーセ療法、ビタミンE療法、放射線療法および手術的療法などが試みられている。
<小学館家庭医学書にもパイロニー病で記載あり>
