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認知症患者に処方されたACE阻害薬(H21.10.161 up)

認知症患者に処方されたACE阻害薬

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Rp:アリセプトD(5) 1T 1×M 56日分
   ツムラ抑肝散(54) 5g 2×MA 56日分
   コバシル(4) 1T 1×M 56日分
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この患者は、血圧の薬がブロプレス(4)からコバシル(4)に変更。
主治医から、認知症にも効果がある薬に変えると説明を受けていました。

<ACE阻害薬の脳内移行性(中枢移行性)により、認知機能の低下を抑制>
①脳内移行性のACE阻害薬
(商品名:コバシル、カイトリル、ロンゲス、プレランなど)
②非脳内移行性のACE阻害薬
(商品名:レニベース、タナトリル、コナン、チバセンなど)

脳内移行性(中枢作用性)ACE 阻害薬は認知症のリスクを減らし、非脳内移行性(非中枢作用性)ACE 阻害薬はリスクを上昇させることが報告されています。

地域住民1054名(平均75歳、全員が高血圧の薬物治療受け、開始時点で認知症またはうっ血性心不全を有する者は除外した)を対象に、認知症の発症、認知機能の低下、日常生活動作の低下を評価。
上記①群のみを服用した224名と、上記②群のみを服用した138名に分け、その結果、脳内移行性のACE阻害薬服用群では、その他の降圧薬服用と比較して、認知機能のスコアの低下が有意に抑制されました。

<薬剤師頑張ろう通信(NPO法人医薬品ライフタイムマネジメント)より抜粋>